「自社だけの世界」から一歩外へ|他社同期との交流が新入社員の成長を促す理由
新入社員の採用人数が少ない企業では、
「同期が少なく、刺激を受ける機会が少ない」
「同世代と比べる機会がなく、自分の立ち位置が分かりにくい」
「社内だけの研修で、本当に視野が広がるのだろうか」
といった悩みを感じることがあります。
もちろん、自社の文化やルールを学ぶうえでは、社内研修にも大きな意味があります。
一方で、同じ会社、同じ価値観、同じ人間関係の中だけで学んでいると、自分の強みや課題を客観的に捉える機会が限られてしまうこともあります。
そこで有効なのが、異なる企業の新入社員と一緒に学ぶ「公開型(オープン)研修」です。
他社の同期と意見を交わし、協働し、フィードバックを受けることで、自分一人では気づけなかった「現在地」が見えてきます。
自社の中だけでは、自分の立ち位置が見えにくい
新入社員にとって、入社直後の職場は初めてのことばかりです。
周囲にいるのは上司や先輩社員が中心で、同年代の比較対象が少ない場合もあります。
そのため、
「自分はできている方なのか」
「他の新入社員はどのくらいできるのか」
「自分の強みは何なのか」
「どこを改善すればよいのか」
が分かりにくくなります。
自社の中だけで評価されていると、その基準自体が限られたものになってしまうこともあります。
例えば、自社では積極的に発言できていると思っていても、他社の新入社員とディスカッションをすると、
「相手の意見を引き出す力が足りない」
「結論を分かりやすくまとめる人がいる」
「自分には場を和ませる強みがある」
といった、新しい気づきが生まれます。
比較すること自体が目的ではありません。
大切なのは、他者との関わりを通じて、自分をより客観的に見ることです。
他社同期との交流が「新鮮な刺激」になる
公開型研修では、業界や会社規模、職種の異なる新入社員が同じ場で学びます。
普段であれば接点を持つことのない相手と意見を交わすことで、
「そんな考え方もあるのか」
「同じ課題でも会社によって見方が違う」
「自分が当たり前だと思っていたことは、当たり前ではない」
と気づくことがあります。
この「自分とは違う考えに触れる経験」は、社会人としての視野を広げるうえでとても重要です。
配属後の職場では、同じ年齢の人とだけ働くわけではありません。
年代も立場も価値観も異なる人たちと関わりながら、仕事を進めていく必要があります。
その意味でも、研修の段階から「自分と違う相手と協働する」経験をしておくことには大きな意味があります。
「自分が思う自分」と「周囲から見える自分」は違う
自己評価だけで、自分の強みや課題を正確に把握するのは簡単ではありません。
例えば、
「自分ではしっかり話しているつもりだった」
「積極的に参加しているつもりだった」
としても、周囲から見ると、
「話す量は多いが、人の意見を十分に聞けていない」
「発言は少ないが、要点を整理する力が高い」
と見えていることがあります。
そこで大切になるのが、他者からのフィードバックです。
ビジネスリファインの新入社員研修では、受講者同士で意見を交わすだけでなく、ワークを通じて互いの強みや改善点を確認する機会を設けています。
さらに、アセッサーによる客観的な評価を取り入れることで、
自分が思っている自分と周囲から見えている自分の違いに気づきやすくなります。
このズレを知ることは、成長への大きなきっかけになります。
「できていないこと」だけではなく、「強み」にも気づく
フィードバックというと、「悪いところを指摘される」というイメージを持つかもしれません。
しかし、自己客観視の目的は、欠点を探すことではありません。
むしろ、
「自分にはこういう強みがある」
「ここは周囲から評価されている」
「この力は仕事でも活かせそうだ」
と気づくことにも大きな意味があります。
新入社員の中には、自分に自信を持てず、
「周りの人の方ができている」
「自分はまだ何もできない」
と感じてしまう人もいます。
そうしたときに、他者から
「話を整理するのが上手だった」
「周囲を見ながら声をかけていた」
「意見を聞く姿勢がよかった」
と評価されることで、自分では気づかなかった強みを認識できることがあります。
自分の強みと課題の両方を知ることが、次の成長につながります。
協働ワークで「チームで働く力」を身につける
公開型研修の価値は、単に他社の人と話せることだけではありません。
重要なのは、一緒に課題へ取り組むことです。
初対面のメンバーでチームをつくり、
「誰が何を担当するのか」
「意見が分かれたときにどうまとめるのか」
「時間内にどう成果を出すのか」
を考えながら、一つの課題を進めます。
そこでは、
「自分の意見を伝える」
「相手の意見を聞く」
「役割を分担する」
「意見の違いを調整する」
「チームとして結論を出す」
といった力が必要になります。
これは、配属後の職場でそのまま求められる力です。
仕事は、一人だけで完結するものばかりではありません。
周囲と協力しながら成果を出す経験を、研修の段階で積んでおくことが大切です。
他社を見ることで、自社への理解が深まることもある
他社の新入社員と交流すると、自分の会社について改めて考える機会にもなります。
例えば、
「自社ではこんな研修をしている」
「うちの会社ではこういう制度がある」
「配属後はこんな仕事をする予定」
と話す中で、
「自分の会社にはこんな特徴があるのか」
「恵まれている部分もある」
「もっと会社のことを知りたい」
と感じることがあります。
外を見ることで、逆に自社を客観的に見られるようになる。
これも、他社交流ならではの効果です。
単に「他社の方が良い」「自社の方が良い」と比較するのではなく、自社の特徴を理解し、自分がその組織でどう成長していくかを考えるきっかけになります。
自分の「現在地」が分かると、次の行動が見えてくる
成長するためには、まず現在地を知る必要があります。
自分が今、
「何ができているのか」
「何がまだ足りていないのか」
「どんな強みがあるのか」
「次に何を伸ばすべきなのか」
が分からなければ、成長の方向性も見えません。
他社同期との交流、受講者同士のフィードバック、アセッサーによる客観的な評価。
こうした複数の視点を得ることで、自分の現在地が少しずつ見えるようになります。
そして、
「次はもっと自分から発言してみよう」
「相手の話を聞くことを意識しよう」
「この強みを配属後も活かそう」
と、具体的な次の行動につなげやすくなります。
「自社だけの世界」から一歩外へ
自走・自立する新入社員を育てるためには、知識やスキルだけでなく、社会の中で自分を客観的に捉える力も必要です。
そのために有効なのが、
〇他者を知る
〇自分を知る
〇自分の強みと課題を知る
〇他者と協働する
〇次の行動を決める
という経験です。
自社の中だけでは得られない刺激に触れ、自分自身を見つめ直す。
その経験が、視野を広げ、周囲と協力しながら前に進める新入社員への成長につながります。
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ビジネスリファインの新入社員研修オープンセミナーでは、異なる企業の新入社員が同じ場で学び、ディスカッションや協働ワークを通じて、多様な価値観に触れる機会を設けています。
また、受講者同士のフィードバックやアセッサーによる客観的な評価を通じて、自分自身の強みや課題を知り、次の成長につなげることを大切にしています。
自社だけの世界から一歩外へ出て、
他者を知り、自分を知る。
配属後にさまざまな人と関わりながら、自ら考え、協力して行動できる新入社員の育成を目指しています。
新入社員研修をご検討の企業様は、ぜひ研修内容をご覧ください。